pale blue girlfriend

Kenji Kobayashi Official Photo Diary
大切な人との日々を写真に残したい。孤独と喪失の狭間で僕が見つけた、一筋の淡いヒカリ。
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My closest friend


 ついに、彼にレンズを向ける時が来たのだな、と思う。
 親友と呼べるような人が殆どいない僕にとっての数少ない親友の一人、ex.JUZZEPRY IN JAP,hellomeのベーシスト、トチハラユウキに被写体をお願いした。ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日のことである。

 ユウキとは大学1年の時に軽音楽サークルの新歓コンパで出逢って以来、十数年来の仲である。彼と同じオリジナルバンドに所属することはなかったけど、しょっちゅうセッションしたり、ライヴハウスに入り浸ったりして遊んでいた。しかし僕が音楽の世界から完全に抜け出して写真一本に絞って活動をするようになってから、あまり連絡を取らなくなっていた、というのが正直なところだった。

 今回なぜ僕が彼を被写体にしようと思ったのかというと、それは、「I need someone」シリーズを続けていく中で感じ始めた“違和感”がきっかけである。初めて出逢った人を被写体にするより先に、自分の身近にいる人とまず向き合うべきではないか、ということ。
 もうひとつは、大切な人と過ごした時間を写真に残したい、という強烈な想いに突き動かされたことだ。つい最近のことだが、僕は或る大切な人を、おそらくこの先二度と撮ることができないだろう、という状況に陥った。そのような状況になるのは初めてのことではないけれど、なぜもっと沢山写真に残さなかったのだろう、という後悔に苛まれたのは初めてであり、恐怖ですらあった。そして、いてもたってもいられなくなってユウキに連絡をしたのだった。

 そして彼は、そんな僕の突然の依頼を快く引き受けてくれた。
 本当にありがとう。これからもちょくちょく、撮らせてほしい、と思う。


 これを機に、しばらく疎遠になっていた僕の学生時代・バンドマン時代の友人に声をかけて、被写体をお願いしようと思っている。作品がどうとか展示発表がどうとかいう話ではなく、ただ純粋に、僕は、僕の大切な人を写真に残したい。
 次は、これを読んでくださっているあなたのところに連絡をさせていただくかもしれない。その時は、どうぞよろしくお願いします。


Date:2015/05/03
Model:Yuki Tochihara


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