pale blue girlfriend

Kenji Kobayashi Official Photo Diary
大切な人との日々を写真に残したい。孤独と喪失の狭間で僕が見つけた、一筋の淡いヒカリ。
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再会

 先日の神戸での写真展開催中のこと。今は大阪にいる、元バンドメンバーの秋に久々に逢って撮影させてもらった。かつて同じ夢を見て、共に戦い続けた、大切な仲間だ。顔を合わせるのは多分3年振りくらいかな。そう、確か3年前も、こんな風に彼の部屋で撮影をしたのだった。

 三十路も半ばに差し掛かり、すっかり老け込んできた僕に比べると、秋は見事なまでのアンチエイジングに成功している。まぁでも、元々幼く見えるタイプだったから、彼もようやく大人の魅力が出てきた、ってことかな。笑

 秋と話していると昔の気持ちを思い出す。音楽に人生を懸けてた頃、そして、音楽をやめてフラフラしていた頃。もう二度と、あれほどの情熱を持って何か一つのことにのめり込むことなど無いだろう、と思っていた。ふと気づいたら音楽が写真に変わっていた。ギターがカメラに変わって少し歳をとっただけで、中身は何も変わっていない僕が今、ここにいる。 

 いや、むしろ、あの頃以上の情熱を持って、僕は写真を撮っている。

 これからも、僕は僕の大切な人を撮る。また逢いにいくよ。


 あ、そうだ、懐かしい写真を1枚だけ載せておこう。 


 2008年10月、下北沢CLUB251でのライブ終了後の写真。
 あまり集合写真を撮らなかった僕らにとっての、大切な1枚。



JUGEMテーマ:ポートレート
Leo


 「どうしたら、そんなに沢山の素敵な人をモデルに写真を撮れるの?」と、たまに聞かれることがある。

 
 そんな簡単に素敵な人を被写体にできる秘訣があるなら僕が知りたいよ。笑
 もちろん、一番簡単な方法は大枚を積んでプロのモデルさんを雇うこと。あと撮影会に行く、っていう手もあるけど、僕は最初からそういうのには全く興味が持てなかった。そこに僕の撮りたいものは無いから。

 僕も、最初は誰も被写体なんかやってくれないから、ひたすら友達にお願いしてた。でも、僕のような何の取り柄も魅力も無い人間でも、たった1年でここまで辿り着くことができたのだから、そんなに難しいことではないんだよ、きっと。特別なことは何もなくて、地道に、コツコツと写真を撮り続けること。写真と真摯に向き合うこと。必要なのはそれだけじゃないかな。僕でもできるんだから、きっと誰でもできること。


 日々の積み重ねが、すべて。


 

 年が明けて、状況が整ったら、やりたいことがある。
 1週間くらいのまとまった休みを取って、ギャラリーを借りて個展をしたい。ギターを持ち込んで、気の赴くままに弾き語りなんかしてみたり。バンドマンの友人に来てもらって、歌ってもらうのもいいだろう。そして夜はDJパーティにしようかな。笑 そんなことができるギャラリーあるかな・・・

 今、ぼんやりとそんなことを考えている。



 今はまだ、ぼんやりとしか見えていないけれど、少しずつ、形を創っていきたい。




Date;2012/05/26
PENTAX MZ-3/ILFORD XP2 SUPER400
Model;秋(rain drops pianissimo
JUGEMテーマ:フィルムカメラ
肖像


 篠山紀信「写真力」を観て。
 フィルム派の僕としては、きっとフィルム写真ばかりに夢中になって、デジタルで撮影された写真にはあまり興味が持てないのではないか?と予想していた。が、実際のところ、フィルムかデジタルか、はあまり関係なかった。割合的には、確かにフィルムで撮られた写真の方が、おぉっ!と思う作品の数は多いのだが、最近のデジタル写真にも心を動かされる写真はたくさんあった。逆にフィルム写真の中にも、うーんこれは???と思う写真はあったし。
 篠山氏は、時代の空気を写し撮るには時代の最先端のカメラを使うべき、という。確かに、わかる。その一方で、大判カメラで撮影された写真の圧倒的な存在感。特に宮沢りえの写真。もう、どう形容していいかわからない。ただ、素晴らしい。あの写真が世に送り出された当時、僕は女性のハダカの写真集を「エロ本」としてしか認識できなかった。あれから20年以上が過ぎ、僕はようやく、あの写真の美しさに気づいた。
 川内倫子さんが、「あめつち」で阿蘇の野焼きを撮影した時、いくつかのカメラを持ち込んで、最終的に4×5カメラで撮影することを選んだのは、壮大な自然と対峙するには大判カメラがふさわしいと思ったから、という話を聞いたことがある。つまり、そういうことなのだ。被写体と向き合う自分自身の精神に、一番馴染むカメラを使えばいいのだ。大判でも中判でも、デジタルでもトイカメラでも。

 そう考えると、少しだけ気分が楽になった。



 ところで、上の写真のモデル、秋の所属バンドrain drops pianissimoが、もうすぐ活動休止になるとのこと。11月28日が休止前最後のライヴになるようなので、お時間ある人は是非、足を運んでみてね。
 僕の写真よりは実物の方が数段かっこいいので笑

 


Date;2012/05/26
PENTAX MZ-3/ILFORD XP2 SUPER400
Model;秋(rain drops pianissimo
JUGEMテーマ:ポートレート

※被写体さん、募集しています。詳細はこちらをご覧ください。
Distance



 僕は 君が思うような高尚な人間なんかじゃない


 それでも僕を 信じてくれるの?




Date;2012/05/26
PENTAX MZ-3/FUJICOLOR PRO160C
Model;秋(rain drops pianissimo

※被写体さん、募集しています。詳細はこちらをご覧ください。
9月9日、快晴



 とあるバンドのファンにとっては、大切な日。

 毎年この日は青空が見えることが多いような気がする。去年の今日は、どうだったっけ。思い出せないけれど、去年の今頃が、僕にとって人生のターニングポイントとなったのは間違いない。
 
 今日は藝祭へ行ってきた。何か目的があったわけではない。ただ、去年も行ったから。去年と同じことをして、去年の自分を思い出したかった。ただ、それだけ。

 帰宅して、棚からおもむろに彼らのCDを取り出し、再生する。多分、1年ぶりに聴いている。色褪せない。全然色褪せないよ。あの頃の心象風景、記憶、衝動、一気に蘇ってくる。ギターを手にとり、あのイントロのアルペジオを奏でてみる。1年に1回くらい、こうして彼らの曲を聴いて過ごすのも、悪くないだろう。


 僕はまだ、ここにいる。




Date;2012/05/26
PENTAX MZ-3/ILFORD XP2 SUPER400
Model;秋(rain drops pianissimo

※被写体さん、募集しています。詳細はこちらをご覧ください。
リグレット


 「あなたはわたしを、わかろうとしなかったし、
 わたしもあなたのことを、わかろうとおもわなかった」

 そう言って 君は笑った 君は笑った




Date;2012/05/26
PENTAX MZ-3/FUJICOLOR PRO160C
Model;秋(rain drops pianissimo

※被写体さん、募集しています。詳細はこちらをご覧ください。
Boys don't cry


 割と女の子を撮る機会が多い僕だけど、決して被写体を女子に限定しているわけではないし、美人ポートレートなるジャンルに固執しているつもりは全くない。その時その時の、自分の表現したい世界に登場する人物としてふさわしい被写体さんに、お声かけしているつもりだ。

 男性を撮ることは、僕の中ではとても自然でスムーズな作業だ。それ故に、あまりにダイレクトに、そこに自分自身が見出せそうな気がして、それがちょっと怖くもあるけれど、そろそろ、もっと向き合ってみても良い時期かな、と思う。

 被写体と。そして自分自身と。



Date;2012/05/26
PENTAX MZ-3/ILFORD XP2 SUPER400
Model;秋(rain drops pianissimo
JUGEMテーマ:ポートレート
Boys,pain and blood





 痛みを知って
 痛みを知った




Date;2012/05/26
PENTAX MZ-3/FUJICOLOR PRO160C
Model;秋(rain drops pianissimo
JUGEMテーマ:ポートレート


※被写体さん、募集しています。詳細はこちらをご覧ください。
言葉にするのは、なんだか照れくさくて




 だから、写真で伝える。


 僕は今でも、君を応援している。



  
Date;2012/05/26
PENTAX MZ-3/ILFORD XP2 SUPER400
Model;秋(rain drops pianissimo
JUGEMテーマ:ポートレート